PreDom:Structureについて
個々のドメインの立体構造にもとづいて、マルチドメインタンパク質の全体構造の予測を行います。
- もし既に相同なマルチドメインタンパク質の全体構造が決定している場合は、MODELLERを使ったホモロジーモデリングにより全体構造の予測を行います。
- もし相同なマルチドメインタンパク質の全体構造が決定していない場合は、個々のドメインの立体構造をホモロジーモデリングにより予測します。それにより、2つのドメインの構造が得られた場合は、以下の様な手順でそれらの全体構造を予測します。
- ZDOCKによるドッキングシミュレーションにより、2つのドメインの配向の候補構造を複数作成します。
- それぞれのドメインの相互作用残基をPreDom:Interfaceと同様のアルゴリズムで予測します。
- ドメインをつなぐリンカーの残基長から、ドメインの末端間距離を推定します。
- ドッキングシミュレーションのスコア、予測されたドメイン間相互作用残基間の接触残基数、ドメイン末端間の尤もらしさをスコア化し、そのスコアをもとに候補構造の中から最終的な全体構造を選択します。
Sample PDB file (glucosamine 6-phosphate synthase)
Sample FASTA sequence
>gi|253797503|ref|YP_003030504.1| hypothetical protein TBMG_00576 [Mycobacterium tuberculosis KZN 1435] MKLFDDRGDAGRQLAQRLAQLSGKAVVVLGLPRGGVPVAFEVAKSLQAPLDVLVVRKLGVPFQPELAFGA IGEDGVRVLNDDVVRGTHLDAAAMDAVERKQLIELQRRAERFRRGRDRIPLTGRIAVIVDDGIATGATAK AACQVARAHGADKVVLAVPIGPDDIVARFAGYADEVVCLATPALFFAVGQGYRNFTQTSDDEVVAFLDRA HRDFAEAGAIDAAADPPLRDEEVQVVAGPVPVAGHLTVPEKPRGIVVFAHGSGSSRHSIRNRYVAEVLTG AGFATLLFDLLTPEEERNRANVFDIELLASRLIDVTGWLATQPDTASLPVGYFGASTGAGAALVAAADPR VNVRAVVSRGGRPDLAGDSLGSVVAPTLLIVGGRDQVVLELNQRAQAVIPGKCQLTVVPGATHLFEEPGT LEQVAKLACDWFIDHLCGPGPSG